ああああっ

2004年11月28日
過去ログ消しやがったなー!!!
消すなよ馬鹿たれ!
テンプレメールぐらい寄越しやがれっ

移動すっかな。

ああ、もうなんか何もかも嫌だ。
生きなきゃって義務感が嫌だ。
義務感の為に約束事を幾つもするのが嫌だ。
こんなにも、あちこち重い碇を鎖に繋いで打ち込みながら
自分を縛らないと生きていけないのか。

それで皆、結婚して子供作って一生ローン組むのか。

サイテー

そして夢から

2004年5月10日
生まれる水の中の小さな気泡は

醒める眠りの痛みと

明日の来る怯え

夢より脆い現実の陽炎の奥で

薬漬けの心は

何故何故何故と鼓動を刻み

震える輪郭のカーヴを揺らす

いたたまれない

私は溺れながらもがく魚だ

そして夢からいつも起き上がる

二律背反

2004年4月8日 ポエム
そう、たとえば

ピアノの金属線がフェルトに当る音が嫌いなのに

愛している旋律はドビュッシーの月の光だったり

弦楽器の不協和音が好きなのに

バッハのG線上のアリアを聴くと吐きたくなるのと

良く似ている

自分の人格の把握は

変更か…

2004年2月16日
MLも日記もシステム変更。
ああああ、めんどくせえー(爆)。

幻と生きる

2003年12月21日
己は河原の 枯れ芒

同じお前も 枯れ芒

どうせ二人は この世では 

花の咲かない 枯れ芒

死ぬも生きるも ねえお前 

水の流れに 何変る

己もお前も 利根川の 

船の船頭で 暮らそうよ

枯れた真菰に 照らしてる 

潮来出島の お月さん

わたしゃこれから 利根川の 

船の船頭で 暮らすのよ

なぜに冷たい 吹く風が 

枯れた芒の 二人ゆえ

熱い涙の 出た時は 

汲んでお呉れよ お月さん     

●雑記●

2003年11月30日
疲れ果てた。

いやー、もうなんにも言葉が出て来ない。
吐いて吐いて吐き切って、身も心も干からびてしまった感じだ。
起きながら意識が閉じている。
眠りながら精神が声も無く叫ぶのが聞こえる。
書かなきゃいけないのに書きたいのに書けない。

もう嫌だ、もうダメだ、もう止めると呟きながら、それでも命に本能がしがみ付くように躯が書こうとする。
そしてキーボードの前で凍り付いている。
奥深い処で響いているのは砂の軋む音だ。
私が死んでいく音だ。

言葉が欲しい。

鬱の症状だと判っているだけに、どうにもし難い。
こればっかりは薬でなんとかなる代物じゃない。
生きてるのも辛いが、死んで言葉が出るものか。
辛い内は未だいいんだ。
未だ生きていられる証拠なんだ。
辛ささえ感じなくなってきたら危ない。
麻痺した心が暴走したら、今度は何を壊すか判らない。

それでも最後の最後で私の手を掴んで引き戻せるのは、私自身だけだ。

もう今夜は

2003年11月19日
この鼓動は肉の痙攣で

ほら こんな奥底でもがいているから

せめて今夜は

やわらかい物だけを食べ

やわらかい風だけを聴き

やわらかい眠りの中だけで

どこまでも溶き解れて

私を一瞬でも自我から逃がして

吐く息も吸う息も やわらかなままで

それだけでいいから

そうでなければ

きっと 明日は望まない

疎外感

2003年11月14日
用意周到に
細心に注意を払って
穏やかに微笑みながら
とろりと青く光る刃の上を素足で歩く

この疎外感を悟られないように

眠るのが怖い
起きるのが怖い
動くのが怖い

もう、あとこれがどのくらい続けば狂えるのかも
どうでもいいぐらいだ
いっそ笑え 身を縛るしがらみが残るだけだ
苦痛な物と判りながらも

錠剤が、丸や楕円なのは
そっと『信じて大丈夫だよ』と指に伝えているのか

泣かせて
泣かせて
泣かせて

意味の有る涙など要らない


●雑記●

2003年11月2日
現在の投薬

ハルシオン0.25mm
ロラメット1.0mg×2
ベゲタミンB
ノリトレン25mg

デパス飲んでいい?(つД`)

引越完了

2003年10月26日
いきなり「青い表紙のノート」で書き込みできなくなってました。
これもそれも、パスワードを忘れたってのに、あのメールがいきなり使えなくなっちまうからー。
急遽、昔のヘタレ話日記を改造しました。
…季節感は…もう気にしない事にします。
とほほほほほ。

絶滅品種

2003年10月25日
この空は滅びの空
薄暗い青は煤けたまま
雲は汚水に汚されて
弾道ミサイルを物欲しげに待つ

この土は滅びの土
混じり合った薬品が斑に溢れる
プラスチックめいた果実を産み続け
誰かの輪郭を白チョークで繋ぐ

この海は滅びの海
歪んだ生き物達が斜めに傾ぎながら
濁った泡に揉まれ身じろぐ
ああ、叩き付ける黒い雨だけを待っていた

この夢は滅びの夢
朽ちて腐敗していく細胞
滲み出る体液を掌で掬って微笑む
リンパ液の淡い金色は、いつか見た光のよう

甘く饐えた臭いの中で
地に座し天を頭に掛け海に踝を洗おう
何も望まない、繋ぐ手も約束も

この私こそが絶望

人体実験

2003年10月18日
ひとりでばかり先に歩いて行く奴だ

歌ばかりうたっていたねえ
ご本ばかり、ほら読み散らかして
こうすれば、そうなるだろうって
わかっているのに、するのねえ
そして、わかったって肯くのねえ

この躯の感覚データが増えても
精神の暗がりから先が崩れだしていても
何も変わらない私は
それでも
五感も喜怒哀楽も
衰えていく自分の細胞膜の、ひとつひとつ
それすらも、実験と検証の結果

ひとりでばかり先に歩く奴だ
興味深げに呟いている内は
まだ生きていられる

明日は知らない

行方不明

2003年10月9日
雨模様の夜空
淡く薄紅を刷いて
地上の光を反射して鈍く
微粒子の漂う大気の向うで
月の輪郭が刳り抜かれてる

彼方から彼方まで満ちている風

打ち寄せてくる中を、真っ直ぐに歩く
常夜灯は、白い点線で電力の流れを示して
佇んでいる
置き去りにしてきた感情にも似て

闇を持たない雨の夜空を通り過ぎて行く
辿り着けない事は解かっている

月の曇った眼差しは気に留めない
その下の光に名が無くとも
そして
その下の命に振り仰ぐ痛みが無くとも

雨の化石

2003年10月8日
雨に肌を千々に刺されつつ
ベランダで稲光を眺めている

頬も鎖骨も 水の膜に覆われ流されて覆われ
くるぶしから滴り流れて

豪雨を満たした薄墨と鉛の雲に 疾る光
閃いて輝いて 眼底を焼く光
この身には 灼かれるしかない光

蛾の無知も ひとの叡智も持たぬまま
遠くで佇んでいる

皮膚一枚の下 身体の中の水たちも
雨の温度になって 巡り戻れ心臓から
のろのろと閉じた瞼の裏は 光で時折赤く明滅する

爪を立てても無感覚な指先は
もう水の温度
指の中には何が流れているのだろう

育んでも壊しても
化石からは何も孵らない

肉も心も
遥かで佇んでいる

嵐の前夜

2003年10月7日
風疾る
夜空へ清々と腕振れば

右手に星
失われた天の河流れ

左手に雲
紗を掛けて月を覆い

人の都市を隠す
駆け上がる気流の道筋に
朧気な襞を寄せる

ここで雨が生まれる
静かに静かに話して

蕾が瞬くから

不思議

2003年10月6日
食べない事と飲まない事で
死んでしまうのは解かるけれど

眠れない事で
何が死んでしまうのかが解からない

水が多すぎても
塩が多すぎても海は死ぬの
眠りもしないのに

息苦しそうに咲き詰めた
卑猥なピンクのサツキの花を
千切り散らして
冷たく湿った夜明けが来る

薄青い目覚めの前の深い波
東の空から追いやられて
今年最後の春が北へ流れていく

次は逢える?

眠そうに
そう言い残して消えていく

おやすみなさい

2003年10月5日
心の中の闇でありますように

闇の中の光でありますように

光の中の緑でありますように

緑の中の花でありますように

花の中の掌でありますように

掌の中の指でありますように

指の中の空でありますように

空の中の命でありますように

そして命の中の

続く明日の為の

安らぎの闇でありますように


てのひらのかみさま

2003年10月4日
一度森の中に入ってしまえばいい

一度座り込んでしまえばいい

黒灰色の夜は、粘るよな氷雨

脛の骨から冷えて来て、枯葉にもぐれば

湿った土の粒と匂いが喉の奥に満ちる

約束だけで生きる時間を騙してきたけれど

それさえも辛い

かみさま、どこにいらっしゃいますか

かみさま、なにをごらんですか

かみさま、私に死ぬなと仰せになれますか

ここでは逢えない

無力な可哀想な、私のかみさま

もう自由だから、そう言ってあげたいのに

いつのまにか瞼を開けていられない

手も握り締めてはいられない

星の形の水蒸気が散って行く

てのひらだけは、ああ

まだ暖かかったのにねえ

つきのひかり

2003年10月3日
帰宅で電車のラッシュが始まって
朝よりは気の抜けた混雑の中
スポーツ新聞と缶チューハイのおやじ
くたびれたストールを巻いた不機嫌そうなOL
友達の友達の話題で「ちょーちょー」さえずる女子学生

これから帰るんだ

私の部屋では
薄闇の中で林檎が香ってる
ラベンダーのカーテンにアルミサッシの影を刻んで
月は白くプリーツを寄せて眠っているだろう

でも、これから帰るんだ

濁って疲れた目の大勢のスーツ姿から
コートを巻き込んで瞼を閉じる大勢のスカート姿まで
弾むような音楽が胸元から背中から湧き出して
引きずる靴の流れに乗って流れている

知ってる
これはドビュッシーの「つきのひかり」

見渡す限り知らない人の肩の周りで
それぞれのピアノの雫が零れて溢れる

きっと私の音は林檎の匂いがする

つきのひかりを押し込んで
いま郊外行きの電車が走り出した

なにも、それでも

2003年10月2日
無と言うか、空白とでもしか言いようのない瞬間がある

吸い込まれて行く恐怖の一瞬が

誰にだって必ずある


死んだつもりで生き抜いていくのは良いが
生きているつもりで死んでしまってはいけない

約束だけで命を繋いで、繋いでいる人が
自分の手を、自分で握り締めるしかない人が
例え自身の虚無を悟ってしまったとしても
繋いだその手を離してはいけない

生命は約束などではない
幸福は世界が思い通りになる事ではない

なにひとつ

それでもひとつ

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